二人目不妊からの妊娠 in アメリカ

二人目をトライして2年。なかなか授からないまま夫の仕事の関係でアメリカへ。ということでブログを立ち上げましたが、無事妊娠に至りましたので、妊娠記録。

(1ヶ月12日) 産後6週間検診

今日は私の産後6週間検診でした。

先週より父が日本から来てくれているので、父と息子の3人で行きました。

ナースに体重と血圧を測定してもらい、診察室で着替え(上下全て脱いで紙を巻くだけ。。)

ドクターによる内診と胸の触診、あとはバースコントロールをどうするかの質問を受けました。

診察結果は全て問題がないということで、3人目を希望しない限り

ドクターとはお別れということになりました。

つまり、お別れです。(苦笑)

 

また本日のメインイベントの体重測定結果は、(うちに体重計がないため今日を目標にしてきました)

出産前日からマイナス13.5キロ、妊娠前からプラス3.5キロでした。

まあ産後6週間で完母としては上出来かなと思いますが、この後どのくらい落ちるか、、、

年末に一時帰国を考えているので、それまでにはなんとしてでも妊娠前の体重に戻したいです。

(0ヶ月19日) 生後2週間検診

ちょっと遅くなりましたが生後2週間検診に行きました。

体重は8lbになり、完母で順調に1日30グラムペースで体重が増えており、身長も3cm程のびていました。

心配のbilirubinについては、数値は下がっていなかったものの、引き続き要観察ということでした。

この2週間、いや既にほぼ3週間ですがは、夫がpaternity leaveをとってくれていたので、

二人で協力しながら家事育児ができたので、ストレスフリーでした。

息子も最初は1時間おきに夜起きたりして、どうなることやら?という感じでしたが、

circumcisionの傷が1週間程で落ち着いてきてから、昼間は2〜3時間、夜は3〜4時間の授乳と、

ペースがつかめてきました。

今日からひとり立ちということで多少緊張ですが、これからマイペースに頑張りたいと思います。

(0ヶ月3日) 退院2日目検診

家に帰って初めて迎える夜。

娘は規則正しく3時間毎に起き、授乳後すぐに寝る(寝かしつけ不要)という感じだったので、

息子も同じようになるのでは、と勝手に思い込んでいましたが、

全く違いました。。。

下手すると1時間おきに起きているのではないか、という感じで

両親揃って眠れない朝を迎えました。。

 

胸は痛いほどに張り、母乳が溢れ出ているので飲み足らないということはないと思うのですが、

一体全体息子くんどうしちゃったのか。。

割礼の後が痛くて不快なのかしら。。

一方私はそんな感じのおっぱいのため、おっぱいの詰まりがかなり心配です。

 

さて、この日は退院2日目検診に行きました。通常は2day (after hospital release)でアポを取るのですが、

うちの息子はbilirubinのチェックが必要だったため、1日早いアポでした。

この日も足の裏から採血し、検査しましたが、めちゃくちゃ高い数値は出ず、

かと言って安心できるほどでもないということでした。

ただ、体重が生後3日でもう既に増えており、授乳、排泄がうまくいっていることから

自宅で様子見ということになりました。

(0ヶ月2日) 入院4日目 退院

朝になり、小児科の先生が再度bilirubinの数値をみてくれましたが、

すごく悪いというわけではないものの、リスクはあると言うことでした。

また、今日退院することはOKだけれども、翌日かかりつけの小児科ドクターに診てもらうようにということでした。

確かに息子の顔は少し黄色く、特に白目が黄色いのが気になりました。

数値がすごく悪くなれば、光線療法というのをするようですが、沢山授乳し、沢山排泄させること、

少し太陽の光に当てることで良くなると言われたので、まずはやれることから頑張るしかない

と思いました。

 

そして退院前にcircumcision(割礼)を行いました。

テキサスでは今も生まれてすぐに割礼を行う人が多いらしく、私の主治医も当然のこととして

執刀してくれましたが、アメリカでも都会ではやらない人が増えているようです。

所要時間は大体20分程度でしたが、ナースに連れられて帰ってきた息子は

なんだかぐったりしていて、泣き疲れた感じでした。。かわいそう・・・。

また肝心のおちんちんも先っちょが真っ赤になっていて、とても痛そう!!

1週間くらいで赤みがひくので、それまではワセリンを塗ったガーゼで赤い部分を巻くように

ということでした。

 

そんなこんなをしているうちに、夫が迎えに来てくれ、午後一番で無事に退院となりました。

日本では退院時にベビードレスを着せたりしますが、こちらは赤ちゃんは全く着飾らず。。

ただ同じタイミングで退院されたママさんがメイクばっちしだったのにはびっくりでした。

(0ヶ月1日) 入院3日目

夜はほとんど眠れなかったものの、陣痛の最中たっぷりと睡眠をとれたこともあり、

意外と元気に朝を迎えられました。

また病室に帰ってきてから20分ほど授乳できたため、息子も朝までぐっすり寝てくれました。

 

朝食はルームサービスでしたが、メニューがなんとも微妙。。

私はパンケーキ、娘はオムレツをオーダーしましたが、味も予想通り微妙。。

日本の産院の豪華ご飯が恋しかったです。

 

お手洗いに行く際はナースコールを押すように言われていたので、

朝食後、ナースの前で排尿し、尿や悪露の状態をみてもらいました。

これを2回繰り返した後は、もうナースコールを押さなくていいと言われました。

正直言って、悪露が沢山出る状況で、頻繁にお手洗いに行きたく、いちいちナースを呼ぶのは面倒でした。。

 

夕方になって娘と夫が帰り、入れ替わりで来てくれた友人とゆったり過ごし、夜になったのですが、

ここで問題が発生。

bilirubinの数値が高く黄疸の可能性があると。。

簡易検査(体温計のようなものを胸にあてる)だけでなく、急遽足の裏から血液を採られ、

とてもかわいそうでした。。

結局その数値も高く、翌朝小児科のドクターに再度診てもらうことになりました。

翌日退院予定だったため、息子だけ退院できなかったらどうしようと不安になりました。。

 

 

 

(39週2日) 入院2日目(出産後)

実際にいきみ始めるとあっという間に出てきてくれた息子。

麻酔のおかげで痛みはなかったですが、会陰は切れてしまったようです。

娘の時は、会陰切開をしてやっと頭が出たので、息子は自力で出てこれた分、

娘より頭が少し小さめのようでした。

 

夫がへその緒を切り、胎盤を出して、会陰縫合、その後カンガルーケアを行いました。

初めて抱く息子はなんだかとっても小さくて、とてもかわいかったです。

また、夫と娘と一緒に出産を体験することは、私の望みの1つだったので、それができたことにも感動。

そうこうしているうちに日付が変わってしまったので、この日は夫と娘も私の病室に泊まることになりました。

 

LDRから息子も一緒に病室へ移動。初めて4人家族で夜を過ごすことになりました。

娘を産んだ際は、初日は母子別室だったため、産後すぐに赤ちゃんのお世話ができるか

少々心配でしたが、後産の痛みも、会陰縫合の痛みもなく(この時点では)、

無事に朝を迎えることができました。

ただ、こちらは夜中まで起きていたことから、家族でぐったりしているのに、

採血やら、赤ちゃんのチェックやらで、朝までひっきりなしにナースやらドクターが

部屋に入ってくるのは本当に辛かった。。

というわけで、あまり眠れない夜でした。

 

(39週2日) 入院2日目(誘発剤投与開始〜出産まで)

*前夜に子宮口を柔らかくするお薬を膣内に合計2錠を入れ、2,3分間隔の陣痛あり。

ただし、子宮口は1cmから全く変わらず。。

 

==入院2日目==

 

7:00 LDR到着

7:20 点滴にて促進剤の投与開始。痛みレベル4〜5。

8:00 この時点で長期戦を覚悟し、Epidural(無痛分娩のための麻酔)を依頼。

入院前までは、なるべく麻酔は使いたくないと思っていたのですが、全く開かない子宮口を前に、

このままだと体力が失われてしまい産後の赤ちゃんのお世話に支障をきたしてしまう

(産後は夫以外の家族のサポートを得られないため)と考え、

早々に気持ちを切り替えEpiを依頼。

事前のリサーチによると、子宮口が何センチにならないとEpiをしてもらえない、など

制限のある病院もあるようですが、ここは、「いつでも打てる」とのことでした。

8:20 麻酔医到着、麻酔開始。

背中に針を刺すことに強い恐怖心を抱いていましたが、麻酔時の痛みはほぼなし。

普段の採血や昨晩のルート確保の方がはるかに痛かったです。

針を刺した後、すぐに麻酔が効いてきて、そこからまーーーーーったく痛みなし。

9:00 ドクター回診。2,3分間隔の陣痛はあっても子宮口は1cmのまま。

12:00 人口破膜。これから定期的にダラダラと羊水が流れる。

ドクターやナースには今しか眠れないから、お昼寝をいっぱいするように言われ、陣痛真っ只中に

お昼寝を数時間し、長編小説も読み終えるほどの余裕。

18:00 子宮口ようやく2cm。

20:00 子宮口が4〜5cmに。赤ちゃんも結構下がってきた。

21:00 子宮口が5〜6cmに!ようやくここに来て子宮口が開くスピードが上がってきました。

そして念のため、自宅待機中の夫と娘に病院に向かうように伝える。

ただ、赤ちゃんは頭が斜めになっていて下りづらくなっているということで、横向きで寝ることに。

22:00 子宮口7cm。赤ちゃんの向きも改善中。そして夫と娘到着。

ここに来て初めて痛みを感じたため、(とは言え、我慢できるレベル)麻酔の追加を依頼。

22:30 家族と談笑していると、急にいきみたくなり、ナースコール。子宮口全開!!!

22:45 ドクター登場。こちらがいきみ逃しに必死の中、ドクターは悠々と準備を始め、ナースと談笑。。

22:55 ようやくドクターの準備完了。PUSHの掛け声とともにいきむ。

23:05 5回のPUSHで出産

 

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結局子宮口が開くまで、陣痛は27時間。。。

ただいきみ始めてからは10分とすごく早かったです。それもこれも無痛分娩だったことで、

落ち着いていきみ逃し、いきみができ、ナースやドクターの指示もしっかり聞けたからだと思います。

無痛分娩万歳!